記録的な大雨から一夜明け、鹿児島県姶良市の住宅の倒壊現場では、行方が分からなくなっている女性の捜索活動が行われています。

　8日、鹿児島県で線状降水帯が発生し、姶良市蒲生町では、山の斜面が崩れて住宅などが倒壊しました。

　30代の女性と連絡が取れなくなっていて、捜索が続いています。

「（Q.ここに避難していた？）ここの上に乗って避難していた。（水が）テーブルを越えてきた。（避難時は）何も考えられない。放心状態」

　霧島市では、近くにある天降川から水があふれました。

　水路が逆流した影響で、周辺の住宅では1メートルほど床上浸水したということで、住民らが朝から片づけを行っています。