2025-11-12 05:00:45 配信

ライバル会社の顧客データ不正入手か 引っ越し代行会社代表ら4人逮捕 捜査関係者

 法人向けの引っ越し代行サービスを展開する会社の代表ら4人がライバル会社の顧客データを不正に入手したなどとして逮捕されました。

 「ビズリンク」の代表・早川健容疑者(53)や古吉祐太容疑者(37)ら4人は去年11月、同業他社の顧客データを不正に入手したなどの疑いが持たれています。

 捜査関係者によりますと、事件当時、古吉容疑者はライバル会社の社員で、人がいない時間を狙い、社内のパソコンを使って顧客データをスマートフォンで撮影しました。

 その後、古吉容疑者は通信アプリを使ってビズリンク側にデータを送っていたとみられています。

 事件後、古吉容疑者はライバル会社からビズリンクに転職しています。

 警視庁は4人の認否を明らかにしていません。

 法人としてのビズリンクは今月12日に書類送検されました。

 警視庁は不正に入手した顧客データが実際の営業活動に使われた可能性もあるとみて調べています。

 ビズリンクは「報道で正式な事実を認識したところです。状況確認を進めています。現段階で言えるのはこれだけです」とコメントしています。

トップへ戻る