2025-11-19 02:01:37 配信

「ひまわり9号」画像提供を再開へ カメラ側に異常も原因特定なし 今後も再起動で対応

 気象庁は通信障害により1カ月以上、衛星画像を提供できなくなっていた気象衛星「ひまわり9号」について運用を再開すると発表しました。

 気象衛星「ひまわり9号」は先月12日、衛星本体と雲の状態などを観測するカメラとの間で通信障害が発生し、衛星画像を提供できなくなっていました。

 気象庁は一時的に別の気象衛星を使っていましたが、ひまわり9号を復旧させることができたため、今月26日午後2時から衛星画像などの提供を再開すると18日に発表しました。

 気象庁によりますと、カメラで記録したデータを衛星本体に送るために使われているメモリーに異常が見つかったということです。

 カメラに関連する機器を再起動することで復旧しましたが、詳しい原因は不明だとしています。

 そのうえで、気象庁はメーカーとの間で今後も同じ通信障害が発生した場合も通信機器を再起動すれば解消できることを確認したとしています。

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