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2025-04-03 11:55:13 配信

「相互関税」の思惑はどこに 日本に想定以上の高い税率

 強硬な「相互関税」を発表したトランプ大統領の思惑はどこにあるのでしょうか。ホワイトハウス前から報告です。

 (小島佑樹記者報告)
 今回発表された「相互関税」の中身は、想定されていた以上に厳しいものだったと言えます。

 トランプ大統領が演説で「経済の独立宣言」とまでうたったのは、アメリカが世界の国々の食い物にされてきたという強い被害者意識があるためです。

 岩盤支持層を意識した言葉でもありますが、物価高をもいとわず、厳しい措置に踏み切ることで搾取は許さない「アメリカの強さ」を取り戻すんだという並々ならぬ意思が感じられます。

 一方で、トランプ氏はきょうの演説でも日本に対して「コメに700%の関税をかけている」と批判しました。

 日本政府から誤解を解くための説明があったとみられますが、正確性を欠く発言を繰り返したところを見ると、関税率は場当たり的な印象で、トップダウン、ストッパー不在のトランプ政権の内情がうかがえます。

 「アメリカ第一」という目的が先行し、同盟国も友好国も考慮しないトランプ政権のスタンスが改めて鮮明になった格好で、ワシントンの専門家は「長期的にみればアメリカを二流国に転落させる政策だ」と警告しています。

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