2025-04-09 11:37:47 配信
アメリカとロシアが大使館業務について10日に協議 ウクライナ問題は議題にあがらず

アメリカとロシアの外交当局者が双方の大使館の運営を巡り、10日、トルコのイスタンブールで2回目の協議を実施します。
アメリカ国務省のタミー報道官は8日、「4月10日にアメリカとロシアの代表団がイスタンブールで2回目の会談を開く」と述べ、2月下旬の協議に続いて、双方の大使館業務の正常化を話し合うとしています。
タミー報道官は「ウクライナは絶対に議題に上がらない」と強調したほか、安全保障問題についても「議論しない」と指摘しています。
一方、ロシア大統領府のぺスコフ報道官は協議が実施されるとの見通しを示したうえで、「ロシア側は外務省の代表団が出席する」と明らかにしています。
ロイター通信は、協議はイスタンブールのロシア領事館で実施されると伝えています。
ロシア側の代表団はダルチエフ駐米大使が率いて、アメリカ側からは国務省のコルター次官補代理が出席するということです。