北朝鮮が”毛むくじゃらの兵士”を公開。なぜ毛むくじゃらなのか、金正恩総書記の狙いは…。

　特殊作戦部隊を視察した金総書記。よく見ると、傍らには蓑（みの）のような装備を着けた兵士の姿があります。

朝鮮中央通信（5日）
「金正恩総書記は朝鮮式に開発された狙撃兵小銃の性能と威力に大きな満足の意を表した」

　これまでにも特殊作戦部隊の兵士の姿は公開されていて、筋骨隆々の兵士たちが鍛え抜かれた肉体を披露していました。

　今回、目立つのが、こうした周囲の草や木に紛れるような装備です。そこには、ロシアへの派兵が影響しているのではないかといいます。

コリア・レポート　辺真一編集長
「北朝鮮兵士が（ウクライナ軍の）ドローン攻撃に対応できなかった。ドローンは人が動いているのを見て追跡して、最後まで追いかけてそのまま自爆攻撃するとか砲弾を落とす。北朝鮮兵士がずいぶん痛い目にあった」

　一見、毛むくじゃらに見える装備は、ドローン対策でもあるというのです。

コリア・レポート　辺真一編集長
「ところが大分ウクライナのドローン攻撃に慣れた北朝鮮兵がウクライナのドローンをいかに撃墜しているか、北朝鮮が誇示するために公開したんじゃないかと思う」

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