2025-04-10 05:30:54 配信
「相互関税」90日間停止を受けNYダウ上げ幅過去最大

アメリカのトランプ大統領が「相互関税」の上乗せ分について発動を90日間停止すると表明したことを受け、マーケットは急激な株高・円安となりました。
9日のニューヨーク株式市場では、トランプ大統領が「相互関税」の上乗せ分を90日間停止すると表明したことを受け、世界的な貿易摩擦への懸念が後退して買いが急速に広がりました。
ダウ平均株価は一時、前の日の終値に比べて3000ドル以上急騰し、4万ドルの大台を回復しました。
終値は前の日より2962ドル高い4万608ドル45セントで、上げ幅は過去最大となりました。
また、外国為替市場の円相場はドルを買って円を売る動きが加速して一時、1ドル=148円台まで3円程度急落しました。
トランプ政権の関税政策にマーケットが翻弄されています。