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2025-04-10 18:44:40 配信

仏マクロン大統領 6月にもパレスチナを国家承認する考え G7で初

 フランスのマクロン大統領が、ガザ地区を含むパレスチナについて6月にも国家として承認する意向を示しました。実現すれば、G7=主要7カ国として初めてとなります。

 フランスのマクロン大統領は9日に放送された地元テレビ局のインタビューで、イスラエルが攻撃を続けるガザ地区を含むパレスチナについて「国家承認に向けて進まなければならない」と話しました。

 6月にニューヨークで開催を予定している国際会議で、サウジアラビアとともに議長を務め、パレスチナを国家として承認する方針です。

 これまでおよそ150カ国がパレスチナを国家として承認していますが、日本のほか欧米の主要国は見送っていて、フランスが承認すればG7で初めてとなります。

 ガザ地区を所有して経済開発する計画を明かしたトランプ大統領や攻撃を続けるイスラエルを牽制(けんせい)し、パレスチナとイスラエルの平和的な共存を目指す「二国家解決」を前に進めたい考えが背景にあるとみられます。

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