2025-04-12 07:59:15 配信
反イスラエル・デモを主導のパレスチナ人元大学院生に米裁判所が 国外追放を許可

アメリカのコロンビア大学で反イスラエルデモを主導したとして逮捕された元大学院生を巡り、裁判所が国外追放を許可しました。
去年、コロンビア大学でイスラエルへの抗議活動を主導したとして3月に逮捕されたマフムード・カリル氏は、国外追放の対象として南部ルイジアナ州の施設に収容されています。
アメリカメディアによりますと、ルイジアナ州の裁判所は11日、トランプ政権が主張する通り、カリル氏が外交政策を脅かすという理由から国外追放を認めるとの判断を下しました。
一方、カリル氏の弁護団は23日までに強制送還差し止めを求める申請を行う見通しです。
カリル氏の逮捕を巡っては、「言論の自由に対する攻撃だ」などと全米に抗議活動が広がっています。
ロイター通信によりますと、カリル氏はシリア生まれのパレスチナ人で、現在はアルジェリア国籍を持っているということです。