2025-04-20 02:17:25 配信
米イラン2度目の核協議 専門家議論も交え交渉継続

イランとアメリカの2度目の核協議が開かれ、専門家による議論を挟みながら、今後も交渉を継続することが決まりました。
イランとアメリカは19日、ローマで2度目となる核協議に臨みました。
協議はオマーンが仲介にあたる間接的なもので、4時間に及んだということです。
イランのアラグチ外相は「前向きな雰囲気だった」と評価し、23日から専門家による議論も始めることを明らかにしました。
次回協議はオマーンで開くとしています。
この協議の直前に、アメリカのウィトコフ中東担当特使がIAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長と会談したとアメリカのニュースサイト「アクシオス」が伝えています。
イランと敵対するイスラエルの高官もアメリカ側に接触し、交渉の方針に影響を与えようとローマで待機しているとされています。
イランの核問題を巡る駆け引きが慌ただしさを増しています。