2025-07-31 21:48:26 配信

中国 エヌビディアにセキュリティリスク説明求める

 中国当局はAI(人工知能)用半導体「H20」にセキュリティー上の脆弱(ぜいじゃく)性があるとして、アメリカ半導体大手「エヌビディア」にセキュリティリスクを文書で説明するよう求めました。

 中国の国家インターネット情報弁公室は31日、アメリカ半導体大手「エヌビディア」のAI用半導体「H20」について「深刻なセキュリティー上の問題があることが明らかになった」とする声明を出しました。

 声明ではアメリカの専門家の話として、H20に位置追跡技術と遠隔シャットダウン技術がすでに成熟していると指摘しています。

 エヌビディアは今月、H20の中国への出荷を再開すると発表し、ジェンスン・ファンCEO(最高経営責任者)は「『H20』に対する輸出規制、禁止措置が解除され、この市場に参入できることを大変うれしく思う」と述べていました。

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