2025-08-09 05:06:11 配信

UCLAで中国の希少古文書を窃盗 “日系人”偽名ですり替え 3千万円相当を転売か

 アメリカ・ロサンゼルスで図書館から3000万円相当の古文書を盗んだとして、中国系の男が訴追されました。男は日系人のような偽名を使っていました。

 アメリカ連邦検察は7日、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の図書館から中国の古文書を盗んだとして、ジェフリー・イン容疑者(38)を訴追しました。

 訴追文書によると、イン容疑者は去年末から何度も古文書を借り、偽物とすり替えていたということです。

 その際には、アラン・フジモリという日系人のような偽名を使っていました。

 盗まれた古文書は600年以上前のもので、総額3000万円相当の価値があり、イン容疑者は頻繁に中国へ渡航していました。

 中国の美術市場は急速に成長していて、国の文化遺産を海外から買い戻す動きが活発になっています。

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