2025-04-07 19:31:19 配信
【速報】岩手・大船渡市の大規模山火事 発生41日目で鎮火 市が発表

岩手県大船渡市は7日午後に、2月26日に発生した大規模な山火事の「鎮火」を宣言しました。
渕上清大船渡市長
「熱源が確認されず、再燃しない期間が一定期間経過したこと、かつ、本日の上空偵察の結果を踏まえ再燃の恐れがないと判断したことから、ここに鎮火を宣言致します」
鎮火に向けては、7日午後4時から渕上市長も同乗して県防災ヘリによる上空偵察を行いました。
また、5日には地上から熱源の有無を確認する最終調査も行われました。
関係機関による協議の結果、再燃の恐れがないと判断し、市は午後5時半から会見を開き、山火事の鎮火を宣言しました。
2月26日に大船渡市赤崎町の合足地区で発生した今回の山火事では平成以降、国内最大規模の約2900ヘクタールが焼失し、1人が死亡、住宅86軒を含む221軒の建物が被害を受けました。
発生12日目の先月9日に「鎮圧」宣言が出され、消防による残り火の処理や確認作業が続いていましたが、発生41日目の今月7日、ようやく鎮火となりました。